tomo_nov’s diary

[ 葬儀いろいろ 日常いろいろ ]

家族葬とは? 〜 現在の葬儀は家族葬がメイン 〜

「家族葬とは?」

 

こんばんわ。

葬儀の打ち合わせを進める中で家族葬という言葉を聞きます。

聞いたことがある方も多いと思います。

聞き始めの頃は、費用が抑えられるという認識でよく言われている方が多かったイメージですが、今では家族葬の割合が非常に多いです。 

地域差はもちろんありますが、東京近郊ではかなりの割合いです。

 

 ところで家族葬って何でしょう?

google先生に聞いてみました。

かぞく‐そう【家族葬】

家族・親族を中心に営まれる葬式。多く、通夜・告別式などの儀式を小規模に行う。

 

 

 

のようです。

 

そのままですね^_^;

 

 

 

では、家族葬だとどんなメリットデメリットがあるでしょうか?

パッと思いつくものを下記に記します。

 

 メリット

  • 一般の方は参列しないので、一般の方に気をつかうことなく、故人とゆっくりお別れができる
  • 多少葬儀費用を抑えることができる
  • 身内、親戚が中心となるため、葬儀自体の自由度が高い

 

 デメリット

  • 葬儀が終わったあと、訃報を知った方々から連絡が入ったり、自宅にお参りに来られ、対応に追われる。

 

でしょうか。

 

  • 一般の方は参列しないので、一般の方に気をつかうことなく、故人とゆっくりお別れができる

家族葬は小規模な葬儀の形式ですが、葬儀に立ち会っている中で感じる事は、非常に暖かい空気が流れ、思い出話しや気兼ねなく話せる環境のせいか笑い声などもよく聞こえます。会葬の多い葬儀だと挨拶周りや気遣いが大変で、ゆっくり故人との時間をつくれていないように見えてしまいます。ですが、その大変さが精神的なケアの役割を果たしているという部分もありますので、必ず家族葬の方がいい!!というわけではありませんが、どちらが故人や自分にあった形式かを選択した方がいいでしょう。

 

  • 多少葬儀費用を抑えることができる

葬儀費用の部分ですが、多少安くなります。

会葬人数によって、貸し会館の場合ですと葬儀を行う会場が小規模となるので、式場使用料が抑えられます。

※決めた葬儀社のプランで葬儀社の持つホールや会館で行う場合、式場使用料は無料となっている場合は別です(^_^;)

また、人数が少ないのでお食事代、返礼品の代金も抑えることができます。極端に人数が少ない場合、会場から火葬場に出棺する場合、移動手段としてタクシーでもいいと思います。葬儀社はタクシーを嫌がります。それは、すぐにつかまるかもそうですし、火葬場に向かう最中にはぐれたり、棺が火葬炉に入る際に間に合わなかったらと思うからです。会場から火葬場まで距離がある場合は、少し考えた方がいいかもしれません。大抵問題ありませんが、タクシーが4、5台となるとさすがに心配になりますけどね。。

 

大抵葬儀社のプランは、

例1)

A社

家族葬プラン ¥500,000〜

一般葬プラン ¥700,000〜

 

例2)

B社

400,000プラン

700,000プラン

900,000プラン

 

のように形式別か金額別のプラン設定が多いです。

A社の形式別だと家族葬で執り行いたい場合、選択肢は1つで、金額もほぼ決まりきった形ですが、B社の金額別だと400,000プランでも家族葬を行えたりもしますので、総額でいうとB社の方が金額を抑えることができたりもしますので、葬儀のプランをよく確認することをおすすめします。

ですが、A社のプランの中に含まれているセット内容によってはB社が高くなる場合もあるので、セット内容も確認することをおすすめします。

ですが難しいですよね…σ(^_^;)

詳しくは改めて記事に書こうと思います。葬儀社に事前相談に行くのも気が引けるという方も多いと思いますので…コメントでも構いません(^ ^)

 

本当に費用を抑えたいのであれば火葬式(直葬)です。これもまた改めて説明しますm(__)m

 

  • 身内、親戚が中心となるため、葬儀自体の自由度が高い

自由度が高くなるというのは、一般の方もいると本当はこうしたいという思いが世間一般的にはあまりやられていないということが、中々気を使ってしまい、できないというところです。また、食事も内々なので近くの料理店で済ませる、火葬場で収骨後そのまま帰宅するなど、気の知れた身内親戚の方々でしたら理解されることが多いため、自由度が高いという意味です。

 

  • 葬儀が終わったあと、訃報を知った方々から連絡が入ったり、自宅にお参りに来られ、対応に追われる。

家族葬のデメリットといえば、葬儀後の話ですね。

葬儀が終わると年金や保険や名義変更…といった手続きが始まります。手続きに追われているとあっという間に49日がきてしまいます。そんな中度々自宅にお参りに来たり、電話が鳴り止まないというケースがあるので、始めから呼べばよかったかなという声もよく聞きます^_^;

 

どちらも一長一短ですね_φ( ̄ー ̄ )

 

どういった形で葬儀を行うかを決める時間は、ご不幸が起きてから通常1,2日で決めていきます。また、葬儀社を決めるのは病院で亡くなった場合は、すぐに決めて病院から自宅や安置施設に移動するよう言われてしまいます。

通常の精神状態でない中で決定をせまられますので、ある程度決めておくということは、非常に大切です。中々気が進まないとは思いますが、少しだけでもこの記事が参考に(なればですけど…)皆さまの思いにそった形で故人をお送りすることができることを願っております。

 

では!!