tomo_nov’s diary

[ 葬儀いろいろ 日常いろいろ ]

火葬式 ( 直葬 )とは? 〜 火葬式プランを利用する 〜


「 火葬式とは? 」

 

火葬式とはどういったものでしょうか?

 

火葬だけするんでしょ?( ̄^ ̄)

 

はい。その通りです(^_^;)

 

この火葬式ですが、どういった流れかといいますと、

 

 ( 火 葬 式 )

 病院からご自宅や安置施設にご搬送

 ②火葬日までご自宅や安置施設に安置

 ③火葬当日に火葬し、ご収骨後解散

 

 簡単にいうと、この3つの工程になります。

 

現在、火葬式・直葬(ちょくそう)も家族葬と同じように増えています。

火葬式が選ばれる理由としては、

 ①会葬者が1、2名といった極端に少ない

 ②故人の遺言

 ③費用を抑えたい場合

 ④後日、本葬やお別れ会をする

でしょうか。

 

今回は③の費用を抑えたい場合について考えていきたいと思います。

 

各葬儀社の火葬式プランの内容はだいたい下記の内容です。

( 火葬式プラン セット内容 )

・搬送費10㎞まで

・ドライアイス1回分

・諸手続き代行(死亡診断書を役所へ届出)

・お棺

・骨壷

・遺影写真

・白木位牌

・火葬料金(定額)

・霊柩車

・施行管理費等の名目の(1名分の人件費)

・その他

 

大体これくらいの内容となると思います。

この例にあげたセット内容の中でもセットに含まれない場合が多いものは、

・搬送費10㎞

・遺影写真

・火葬料金(定額)

・霊柩車

です。

ネットで検索して、確認がとれるようでしたら、確認しておきましょう。

セットに含まれない場合、遺影写真以外は必ず必要となるものです。

 

上記の項目が全てセットに含まれている場合は、その他にかかる費用としては、ほとんどありません。

あとは、ご自分が必要と思うものがあれば追加されていくということです。

 

例えば、

・最後棺にお花を納めたい

・お身体の処置、メイク

・火葬式に来られる遺族親族への返礼品や礼状

といったところです。

 

では、一つの例をあげます。

例)病院から火葬場併設の安置施設に安置し、火葬日まで2日間待った場合

 火葬式プラン ¥300,000と仮定

 ※セット内容は、上記に記載した内容とする。

 ・安置施設に安置し、2日間火葬日まで待った場合は、プランに含まれているのは

  ドライアイス1回分しか含まれていないので、最大2回分追加費用がかかる。

  ※ドライアイスは基本24時間しか持たない、状況により変動

 ・2日分の安置料金

 ・お身体の処置・メイク

  ※必ずではない

 ・火葬中にお待ちになる控室料金

  ※控室をとらなくても、火葬場での待合所や喫茶コーナーなどでも待てるため、

    必須ではない

 ・控室での飲食代金

 ・心付け各種

  ※基本的にドライバーや民営の火葬場のスタッフ等に渡していく。

    区営や市営火葬場では不要

 

 これくらいでしょうか。

 

 ベースが¥300,000で、それ以外にかかる費用を合計すると、

 総額で¥400,000〜¥500,000くらいになるでしょうか。

 実際、セット内容のみで火葬式ができるかというと、よほどの条件が重ならないと

 難しいでしょう。

 ですので、各葬儀社の火葬式プランを見た上で、上記の項目がセットに含まれて

 いるか、そしてベースとなる金額がいくらかを見てみれば、どこの葬儀社が費用を

 抑えられるかがわかってくると思います。

 

例にあげた¥300,000という金額はあくまで、一例ですので、費用がもっと抑えられる葬儀社はたくさんあります。

ネットにある大体¥150,000〜¥200,000の火葬式プランはベースが安く、セット内容も充実しているものもあるので、総額¥250,000〜¥300,000に抑えられるでしょう。

 

どうでしょうか、大体費用のイメージができたと思います( ̄+ー ̄)

 

ですが、火葬式ですとたまにご家族の方が自分に言い聞かせるように「これでよかったのよね」と言っているお客様を見かけます。

確かにそのまま火葬だけしてしまうと少し寂しく、これでいいのかと思うこともあると思います。

そういった場合、少しでも納得のいく形で送りたいわけですから、方法としては葬儀社の火葬式プランを適用させればいいんです。

 

どういうことかといいますと、

 

例にあげたのは、故人を安置施設に搬送をしました。

ですが、故人を自宅に安置し、中2日間の間にご自宅で葬儀社も立ち会わない状態で、遺族や限られた親戚などで、自由にお別れをすればいいんです。

( ご自宅に安置できない場合や納棺ができない場合は難しいんですがσ(^_^;) )

 

ご自宅に安置すると、枕飾りといって、お線香道具も大抵準備してくれます。

お線香もあげられますし、故人と近しい人で、お食事などしながら故人の思い出話しも聞かせてあげることもできます。

好きな音楽があれば、ずっと聞かせてあげて、ずっと一緒にいたワンちゃんやネコちゃんもいたら最後に会わせることもできます。

安置施設に故人がいる場合、面会はできますが、安置場所では基本何か特別なことをすることはできません。

ただ単に祭壇の無い、無宗教葬ができるのです。

無宗教葬は葬儀社がいなくても、お寺がいなくても、神父/牧師がいなくても、自由にできます。

 

実際考えてみれば、

式場を借りて、1日葬を無宗教で行う費用 総額 ¥500,000 〜 1,000,000

自宅で自由に、1日葬を無宗教で行う費用 総額 ¥200,000 〜 300,000

 

式場使用料もかかるわけでもないので、私なら後者で行います_φ( ̄ー ̄ )

 

葬儀の打ち合わせはどんどん進んでいき、いつの間にか葬儀社のペースになってしまいます。是非いいなと思ったら、葬儀社の火葬式プランを利用してやりましょう٩( 'ω' )و

 

ではっ!!